2015年9月30日水曜日

子連れで楽しいMt. Tabor Park。気分はアウトドア

先日、マウント・テイバー・パークに行ってきました。オレゴンにいながら、ぜーんぜんハイキングとかキャンプとか行っていないのに、夏も終わってしまったと焦ったもので・・・。

さあ、大自然!
とはいえ、遠い大自然の奥へと行くほどの余裕も器量もない我々は、市内のテイバー山をチョイス。こちら、自然エリアとプレイグランドやバスケットコート、ピクニックテーブルなど開発済みエリアを備えたハイブリッド公園で、196エーカー(約0.8sqkm)あります。30万年前まで活火山だったテイバー山の溶岩の丘で、眺めも抜群とのことでございます。

周辺にまっすぐの大木が。
子連れは、やっぱりまずプレイグラウンド。大木がいっぱいで気持ちがいいです。

ここで遊んでお腹が空いてしまったので、予定を変更。近くのホールフーズだったかニューシーズンズだったかへ買い出しに行き、ピクニック。準備不足でも困らない!街中の公園ならではです。

昼食後、ようやくハイキング開始!

1911年に完成した貯水湖の管理ビル
反対側は、よい眺め。最近オープンした自家用車禁止の橋も見えます。
貯水湖なんかを見て、 山を登るはずが・・・木に登った子供が転んで足を軽く怪我してしまい、まさかの、湖畔一周止まり。

貯水湖反対側
こちらウォーキングコースになっているようで、いろんな人がいました。

二度見必至のホワイトタイガーバッグ。
中身は「コカコーラだよん」ですと!
いや、もっと登れば、おそらく本気で走ったりしてる人がいるんだと思うのですが・・・まあそれは、また次回。行けたらね、お知らせいたします。はい。

2015年9月24日木曜日

ブルヴァーナ x オ州酒ブログ コラボ ミシシッピ通りビールツアー取材

やーっとブルヴァーナ x オ州酒ブログのコラボビールツアーに参加&取材してきました。
あー、仕事とか思わないで、車で行かなきゃよかった。

すっげえビール飲めるツアーです、これが。3件回りましたが、廻る先々で、4、5種類のサンプラーに加えて、飲みたい人はもっと飲めるのです。

一軒目はEcliptic。天球上における太陽の見かけの通り道、
黄道が名前だけあって、
宇宙の広がるブルワリーです。
サンプラー。見た目も香りもいろいろあります

地球でね、作っているわけです

プリッツェルのネックレスが似合う参加者

醸造家とのビール談義も盛り上がっています

しかも、年に1ヶ月弱(9月半ばから10月半ば)のフレッシュホップで仕込んだ生ビールを、秋晴れのテラスで楽しめる、という最高のタイミングだったのです。

こちら2件目Stormbreaker。ホップが飾られています。

手作り感溢れるビール醸造エリア

ボトルお持ち帰りも可能になったそうです。ラベルも個性的!

2軒目終了。ますますみんな楽しくなってきています。
3軒目はHopworksのバイクバー
グッズもかわいい
ブルヴァーナガイドのエイプリルさんとオ州酒ブログのレッドさん

最後に乾杯!ウォーキングツアーはバスに乗って帰らないので最後のお店で解散。
ピッチャーにわざと残してくれたビールも大量ですが、居座って追加オーダーも可。
さらに、別の店をハシゴしようという参加者もいました。

参加者も心底、楽しんでいるっていう雰囲気でございました。おすすめです。特に一人旅の方とか、飲み仲間が調達できて、良いのではないでしょうか。

私も次回はバスかタクシーで行きます。はい。

2015年9月18日金曜日

新発売のデジタルマガジン、NIKKEI Global Gate第1号に寄稿しました

世界で活躍したい日本の若者に向けたデジタルマガジン「日経グローバルゲート」が、9月18日、誕生しました。こちらで、ポートランドの現地調査員として、ワイルドファングの創業者インタビュー記事を書きました。



「僕らが「内向き」だって? 笑っちゃうよね」というコピーもなかなか素敵なこちらの雑誌。サンパウロにもいらしていた徳田耕太郎さんとか、すしアカデミーの方とか(サンパウロは「国際すし知識認定証協会」の方でしたが)なかなか面白そうです。

日本の若者(や若くない者)が刺激を受けて、もっともっとガンガン外でも活躍するといいと思います、はい。



2015年9月15日火曜日

TBA: 15 Time-Based Art Festival

昨晩の会場、The Redd
久しぶりに夜、女友達と出かけました。行き先は、現在開催中の第13回TBA(Time Based Art) Festival(PICA(Portland Institute for Contemporary Art)主催)から、Ten Tiny Dances(The Works)を選んでみました。このTBA、ブルックリンのBAMで働いていた友人曰く「全国的に有名で、このフェスティバルのためにポートランドに来る人もいる」とかいう前衛アートイベントです。メインのパフォーマンスでも良かったのですが、4フィート(約1.2メートル)四方の正方形の台という規制と10組登場するというバラエティに惹かれて、Ten Tiny Danceにしてみました。

ビールなんか飲みながら、ステージ周りの席に座ります。月曜の夜ですが、思ったより年齢層は高めで、30代から50代くらいが中心のように思いました。10組のパフォーマーが順に登場、ハケた後、オープニング挨拶。
身長4フィートの少女が、ステージの端に沿って寝っころがり、広さを見せるのは可愛い演出でした。

まず、1組目。ビヨンセの「 "Run the World (Girls)"」に合わせて金色の人たちに持ち上げられた少女が踊ります。こちら、アーティストKeith Hennessyのお嬢さんだとか

4フィートの少女が、かわいい・・・
続いて、Wade Madsen氏の"You've got to, at some point... "
子供の次は、シニア。バラエティ豊かです。
 それからインドのダンスをベースにした、エコアクティビストがテーマらしきSubashini Ganesaの"Preservation/Without a Trace "
メトロノームに合わせてのパフォーマンス
11: dance co. "The Tina's"

James Healeyの"Blue"。こちらは、吊り下げられたキューブから青いインクが垂れ落ちる演出がなかなか官能的で、各メディア、業界に詳しい友人の間でも高評価でした。
青いインクがどんどん白い体を染めていきます
 このあと、Michelle Ellsworthの"Clytigation: A Primer"というインターネットに関する私見を述べるビデオを作品の上映がありました。本人は踊らず、台の上で説明する動きだけでしたが、ユーモアが効いていて、えらい受けていました。

それから、sub.set danceというポートランドの若手による"Cover Me Over"。

 続いて、Vincent Michael Lopezの"Adjective, Noun, Adverb, Verb"。雨音のなか、台をがっつり使って踊り、私はかなり好きでした。今タイトルを見て、ダンスとの関係が、いまいちよく分かりませんが・・・。
靴下で滑らないのか心配・・・
 最後は、 Jen Hackworthの"!!$$$$$!!"レッドカーペットから登場し、震える踊りとリングのように4隅でチャンピオンポーズを最初、最後に決めたのが印象的でした。観客もかなり喜んでいました。
チャンピオンポーズ
まあ、忘備録を兼ねて、レポートでした。
TBA: 15は20日まで。ヴィジュアルアートの方、日中行けたら行こうと思っています。

2015年9月7日月曜日

ウーマン・エキサイトママでコラム始めました! 


女性向け情報ポータルサイト、「ウーマン・エキサイト」内ママ向けコンテンツでコラムを担当することになりました〜。
第1弾は、「アメリカで人気の名前&名付けアイディアとは?」です。プロフィールは下の方に追加してもらっています。これから、こちらもよろしくお願いします!

2015年9月2日水曜日

自分好みの生ビールを作ろう!U-Brew

先日、ウェブ(Webb)家父&息子が経営するPortland U-Brew and Pub (P.U.B)に行ってきました。こちら、(1)ホームブルーワリー用キット&材料販売、(2)自分のオールグレインビールが作れるブルーワリー(U-Brew)、(3)レストランやパブのオリジナルビール醸造、(4)テイスティングルーム(パブ)が一緒になった「全米でもうちだけじゃないかな」(by ウェブ父)というお店です。

醸造家の息子とP.U.Bを経営するクリフ・ウェブさん。
U-Brewは、オールグレイン(麦芽100%)のビール専門、ということで、すげえいっぱいの麦芽が壁に並んでいます。
モルトをブレンドするジェイソンさん
たまたまジェイソンさん(息子)が、今からビール作るよ!というタイミングでして、たくさんの麦芽をブレンド、ミルで粉砕し、糖化濾過槽、煮沸槽、発酵槽なんかがある地下に運ぶところまで見せてもらいました。
客が自分たちでビールを作る際は、レシピに沿って麦芽を選び、発酵タンクに入れるまでの過程を5時間ほどかけて行うそうです。好みのビールを作るのは、楽しいながらもなかなか大変で、結婚式の前やバチュラーパーティーに使われるほか企業のチームビルディングにも利用されるそうです。

なんだか近未来的な新しいタンク
発酵タンクに移した後は、「ビール出来上がりました!」の連絡待ち。通常1ヶ月ほどで完成です。そこでまたみんなで集まって、瓶詰めなんかをするそうです。参加者は大抵22ozのボトルで72本(6箱)を持ち帰るとのこと。作ってる最中も、約1時間かかるという煮沸時間はメンバーとパブで飲めると言いますし、やたら楽しそうです。ちなみに1チーム4名です。

P.U.B.の生が楽しめるパブ。テイスティングが主なので、営業時間はショップオープン時のみ。
なおこのビール作りは、ジェイソンさんが監修してくれます。彼はビール醸造家として20年のキャリアを持つプロ。今もレストランやパブにもP.U.B. やUnicornのブランド名でビールを卸しています。グレープフルーツIPAが代表作だそうです。
・・・というわけで、「不味い、飲めない(涙)」なんていうビールを6箱抱え込む危険は、まず無さそうです。

頼りになるジェイソンさん
9月には、ノースウェストのホップの収穫時期。乾燥したものではなく、新鮮な生ホップでのビール作りもできます。
どうでしょう、この時期にオリジナルビール、私と一緒に作りたい方・・・いませんか?

あ、そういえば、和食屋では、YUZUとFUJIがこちらでオリジナル生ビールを作って提供しているそうですよ〜。

2015年9月1日火曜日

ポートランド日本庭園 鍬入れ式


本日10時から、ポートランド日本庭園(Portland Japanese Garden)の鍬入れ式・地鎮祭に行ってまいりました。ポートランドの日本庭園は、日本国外にある日本庭園の中で世界最高峰だと評価されているポートランダー自慢の庭園です。1963年、戸野琢磨・東京農業大学教授が設計。日本からのリーダーシップ&ガイダンスを得て継続的にメインテナンスをするべきだという考え方から、これまでに8名の庭園デザイナーが約3年の任期で業務に当たってきたそうです。

そんな日本庭園を「市民に開かれた文化複合施設」にするための拡張工事が、2017年の完成に向けて来週から開始されます。選ばれた建築家は、5代目歌舞伎座も手がけた隈研吾氏。完成イメージなど、こちらのKKAAサイト内ページをご参考くださいませ。

建築家の隈研吾氏
せっかくなので、忘備録も兼ねて、鍬入れ式の模様をお伝えします。

本日は、これまでの暑さから一転、涼しい曇り空のもと、関係者が80人ほど集まりました。ポートランド・たこはち太鼓の演奏の終了と共に開会。Portland Japanese Garden CEO、 Steve Bloomさんの司会で進行しました。

右から挨拶する古沢総領事、ブルーム日本庭園CEO、コミッショナーのフィッシュ氏
まずは、Garden Board of Trustees PresidentのCathy Ruddさんの挨拶。それから在ポートランド日本領事事務所の古沢総領事の挨拶。ちなみに、オレゴニアン紙に、日本庭園拡張に関してこんな投稿をされたそうです。続いてCommissioner、Nick Fish氏の挨拶。ユーモア溢れる話しっぷりでございました。

「ポートランドによく来ることになるのが嬉しい」と語る隈研吾氏
続いて、隈研吾氏の挨拶。「ポートランド日本庭園は、ポートランドの自然と気候、眺望とのコンビネーションが、日本以上にユニークで美しい」と称えたのち、「今後、細かい部分やマテリアルのチェックにポートランドへ度々戻ることになると思う。この美しい庭へ来れると思うと嬉しい」と述べ、大きな拍手が起こりました。

その後、Board of Directorsとして20年間勤めたというJordan Schnitzer氏の挨拶。このシュニッツァーさんのお母さんは、ポートランド・アーリーン・シュニッツァー・コンサート・ホールの名前のアーリーンさん。この拡張プロジェクトにも、500万ドル寄付されたそうです。すげえ。

鎌倉の鶴岡八幡宮のみなさん

それから、鎌倉の鶴岡八幡宮から6名の神主さんや巫女さんが地鎮祭を執り行いました。内容の英訳や、でかいショベルカーの前で巫女さんが舞うのは新鮮でした。



参加者は、建築家や名士が多かったようですが、「初めて見た。すごくよかった!」との声をいくつも聞きました。

最後は鍬入れ式。



完成が楽しみです!