2016年5月18日水曜日

ヘーゼルナッツの殻の使い道

ヘーゼルナッツは、オレゴンで北米産の95%以上が生産されていると言われる同州の名産品です。ナッツの中身がクッキーやアイスクリーム、ヘーゼルナッツミルクなどに使われるのはもちろん、殻だってガーデニング用に販売しています。

せっかくオレゴンで庭仕事なんか始めたので、ヘーゼルナッツの殻を、コープ「フード・フロント」で買ってきました。"He Sells These Shells"という早口言葉みたいな名前のやつです。1袋、確か8ドル。
ダリアの苗を囲んでいるのが、ヘーゼルナッツ・シェル(殻)

こいつの上は、ナメクジが歩けないらしいなので、球根から出たばかりのダリアの苗や、赤くなり始めたイチゴなんかの周りにバリケードとして使ってみています。
3年ほどで土に帰るそうです。無農薬だし、いいんじゃないでしょうか。雑草が生えるのも防ぐそうですよ。

・・・ええ、着実にポートランドに染まってきています。はい。

2016年5月17日火曜日

オレゴンの老舗ワイナリー「ポンジー」

オレゴンで、おそらく最も有名なワイナリーが、きっとポンジー一家がウィラメットバレーで経営する「ポンジー・ヴィンヤード(PONZI Vineyards)」ではないでしょうか。創業は1970年で、オレゴンで最も古いワイナリーの1つです。ホワイトハウスでもサーブされたりしていて(2007 Arneis: Served at the Inauguration Dinner for President Obama and company (アルネイスは珍しいイタリアのワイン))、味はお墨付き。規模も大きくて、ポートランドでは、どこのレストランやスーパーにもこちらのワインが置いてあると言っても過言ではありません。

先日ブラジルから友人が来たのにかこつけて、前から行ってみたかった、こちらのワイナリーに出かけてきました。2013年にオープンしたというシェルウッドにあるテイスティングルームは、モダンでサステナブル。ポートランドSWの家からだと車でたった30分ほどの距離です。思った以上に見晴らしも良くて、スタッフも親切で、とってもいいところでした。

駐車場から望むテイスティングルーム。モダンでエコ
後の予定があったので、11時のオープン同時に到着しました。一番乗りのお客です。モダンなテイスティングルームに入るとすぐに、可愛い女性が「テイスティングですか?」と迎えてくれました。

フレンドリーな受付嬢
彼女に先導されて、席に着きます。ちょっと天気が悪かったので、ブドウ畑が見渡せる室内の席を選びました。
暖炉の前のソファーでくつろぐこともできます。
テラス席も充実。フィリップ・スタルクの椅子がいい感じです

奥には大きなカウンターがあって、テイスティング、ワインの販売なんかに対応しています

テイスティングは、$15と$20の2種類のフライトがあり、確か、ピノ・グリ、シャルドネ、2種類のピノ・ノワールの4種類が飲めた$15の方を選んでみました。

なんと席まで来て、注いでくれます。
ワインに合う軽食も美味しい・・・
レストランにいるようなプライベートな空間で、おしゃべりも盛り上がります。ちなみにテイスティングが終わる頃には、もう満席でした。

前菜も食べたことだし、ご飯に行こう〜と、向かったのは、ポンジー一家が経営する「ダンディー・ビストロ」。前回、ピザも美味そう!と思っていたのに、やっぱりパスタを頼んでしまいました・・・後悔はしていませんが。

ワインはやっぱりポンジーで
ポンジーワイナリーでは、ワイナリーツアーも開催しているそうです。要予約ですが、人数に余裕があれば、飛び込みも可だとか。

いいところなので、ぜひ行ってみてください!なお、たまにプライベートパーティーとかで、貸切もしているようなので、一応、事前にチェックしてくださいませ。