2018年5月21日月曜日

すごい!Ballet Hispanico

ポートランドのダンスシリーズを招聘する「ホワイトバード」の今シーズン最後の「バレエ・ヒスパニコ(Ballet Hispanico)」を先週、シュニッツアーホールで見てきました。これが予想以上にすごい良かったのです!

Ballet Hispanicoは、ニューヨークのラテン文化をダンスで表現するというヒスパニックなダンスカンパニー。ジェニファー・ロペスもここ出身だそうです。
夫がブラジル人だからラテン贔屓というわけじゃないつもりですが、えらくこのカンパニーにはハマりました。新しい作品ばかりってのも絶対にある気がしますが、すごく新鮮で、「今」な感じ。
2回のインターミッションを挟んだ3部構成だったのですが、1部からスタンディングオーベーションで盛り上がっていました。

LINEA RECTA by Annabelle Lopez Ochoa from Ballet Hispanico on Vimeo.


1本目は、ベルギー系コロンビア人のAnnabelle Lopez Ochoaが振り付けを担当した"Línea Recta (2016)"。フラメンコをアレンジしたものですが、スピード感も迫力もあるし、衣装も新鮮で、よかったです!

CON BRAZOS ABIERTOS by Michelle Manzanales from Ballet Hispanico on Vimeo.

2本目は、テキサス出身のメキシコ系アメリカ人のMichelle Manzanalesが振り付けを担当した" Con Brazos Abiertos (2017)"。ステレオタイプのメキシコ文化などを使って、悲壮にならずに、2つの文化の間でアメリカに移住者として暮らすことについて表現した作品です。
これが、結構、アメリカ文化で育つ子を持つ私としてはグッと来たわけです。


3. CATORCE DIECISÉIS by Tania Pérez-Salas from Ballet Hispanico on Vimeo.

最後は、メキシコ出身のTania Pérez-Salasによる"3. Catorce Dieciséis"。これも美しかったですが、私がどうしても引いてしまう宗教色がちょっと気になりました。

でも、どれもとっても見応えがありました。機会のある方、ぜひお出かけください!



2018年5月17日木曜日

ポートランド近郊の花農家&苗木屋

春はどうしてもたくさんの苗を植えたくなります。我が家も暮らし始めて3年目。これまでに植えた花もだいぶ根付いてきました。

今回は、わりとよく聞かれる「どこで花を買うのか」をまとめてご紹介します。


■チューリップ&水仙


チューリップや水仙の球根は、チューリップフェスティバルでも有名なチューリップファームで購入しています。

Wooden Shoe Tulip Farm
8773, 33814 S Meridian Rd, Woodburn, OR 97071


■菖蒲

多分、花菖蒲だと思うのですが、でかくて派手なやつは、このアイリス・ガーデンで購入しました。ここも花の時期がすごい豪華です。今年は5月11日から31日まで一般公開しているようですよ。

Schreiner's Iris Gardens
3625 Quinaby Rd NE, Salem, OR 97303

■ライラック

ライラックは香りも良く、満開の巨木を見ると嬉しい気持ちになります。こちらは、「地球の歩き方」のブログでもご紹介したライラック庭園でセールをしています。

115 South Pekin Road, Woodland, Washington 98674



■ツツジ・アザレア


こちらでは、目を見張るほど大きなつつじの巨木がたくさんあります。つつじで有名な場所といえば、クリスタルスプリングス庭園。こちらで、つつじが咲く母の日に毎年珍しいつつじの苗木の販売が行われます。

5801 SE 28th Ave, Portland, OR 97202


■牡丹&芍薬(Peony)


牡丹と芍薬は、夫がはまっているのであちこちで買ってしまっていますが、出かけるならこことか。

Brooks Gardens Peonies
6219 Topaz St NE, Brooks, OR 97305

Adelman Peony Gardens
5690 Brooklake Rd NE, Salem, OR 97305



■バラ

バラはですね、エアルーム種をたくさん備えたバラ園、エアルームローズです。ここもバラの時期は、ものすごいキレイです…って今調べたら、残念ながら一般公開や販売は止めたそうです。オンラインのみとなっていました。

Heirloom Roses


■野生の花など

春や秋には、公園や学校、公共施設など、あちこちで苗木のセールが行われます。私が好きなのは、トゥアラティン自然公園の年2回のネイティブ・プラント・セール。
それに、エキスポセンターのもなかなか見応えがありますよ。

Tualatin Hills Nature Park
15655 SW Millikan Way, Beaverton, OR 97006

Hortlandia Plant & Art Sale @ Expo Center

■その他、苗木屋さん

ナーサリーは数多いですが、家の近くのコーネルファームや日本人学校近くのガーデナーズ・チョイスなんかへよく行きます。コーネルはブランチも始めたみたいですよ。あと、鉢や観葉植物は、アルズが多いかも。
あ、あと、コストコの球根も結構いいんですよ!ホームデポのはいまいちだったなあ。

エアプラントは、ちょっとおしゃれ目のお店でつい買ってしまったりします。ギフトにも良さそうです。ワイナリーも楽しいし・・・

Cornell Farm
8212 SW Barnes Rd, Portland, OR 97225

Gardener's Choice
14240 SW Pacific Hwy, Tigard, OR 97224

Al's Garden & Home
16920 SW Roy Rogers Rd, Sherwood, OR 97140


Pistils Nursery
3811 N Mississippi Ave Suite 1, Portland, OR 97227
DIGS Inside & Out
1829 NE Alberta St, Portland, OR 97211

Red Ridge Farms
5510 NE Breyman Orchards Rd, Dayton, OR 97114


2018年5月14日月曜日

Mezzanine vol.2 ポートランド第2幕


今日、お仕事させていただいた雑誌「Mezzanine(メザニン)」が届きました。こちら、ポートランドを初めて日本に紹介した書籍「グリーンネイバーフッド」の吹田良平さんが編集長を務める新しい都市の在り方を考える雑誌で、今号は「ポートランド第2幕」と称したポートランド特集です。

私は「インダストリー」、「インストゥルメント」、「ハッピーラッキー」、「ジバ」の4つのクリエイティブエージェンシーと「ノット・スプリングス」という施設について取材、執筆させてもらいました。

インダストリー

インストゥルメント
ハッピーラッキー
ジバ
かっこいい個性的なオフィスばかりでした。

クリエイティブシンカーのみなさま、ぜひお買い求めくださいませ〜。

2018年4月30日月曜日

ホワイトバードダンス 2グループ

忘れないように・・・見たやつ、書いておきます。

1つは、「ステファン・ペトロニオ・カンパニー(Stephen Petronio Company)」。1984年創立のニューヨークベースのダンスカンパニーです。

「ブラッドラインズ(Bloodlines)」と題された今回のパフォーマンスは、主催のステファン・ペトロニオさんが影響を受けた振付師のダンスを取り上げるというもの。
なので、最初は、ポストモダンダンスの第一人者イヴォンヌ・レイナー(Yvonne Rainer)の「Diagonal」「Trio A with Flags」 「Chair-Pillow」という60年代の3作品、それからスティーヴ・パクストン(Steve Paxton)の「Excerpt From Goldberg Variation」という86年の作品、インターミッションを挟んでアンナ・ハルプリン(Anna Halprin)の「The Courtesan and the Crone」という99年の作品、最後にステファン・ペトロニオ氏が振り付けを担当した「Untitled Touch」(2017)という流れでした。

ダンスを知っている人だと、歴史を追うことも感慨深く、興奮できるのかもしれませんが、やっぱり私は「なにこれ!初めて見た!」という新しい作品が好きです・・・。なのでもっとステファン・ペトロニオ氏の作品が見たかったです。

ちなみに、イヴォンヌ・レイナーの代表作という「トリオA」のwith Flagsはアメリカ国旗だけしか身につけていない男性3女性1の4人のダンサーによる作品でございました。裸はやっぱり印象に残ります。

もう1つは、「アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター(Alvin Ailey American Dance Theater )」。こちら、以前サンパウロで見て、すっげえ!ダイナミックでかっこいい!と思い、楽しみにしていたニューヨークの黒人中心のダンスグループ。

今回上演されたのは、LAのドラッグとディスコのナイトライフを描いた「Stack-up」(1982 Talley Beauty振付)、マーティン・ルーサーキングのスピーチにインスピレーションを得たという「R-Evolution, Dream」(2016 Hope Boykin振付)、それからインターミッションを挟んで「Revelations」。「レベレーションズ」はサンパウロでも一部見たのですが、これが一番よかったです。他もいいのですが、でも「レベレーションズ」ほどではない気がしました。期待しただけに、ちょっと残念かも。

2018年4月6日金曜日

ラジオ出演しまーす


明日の午前2時過ぎから、NHKの「ちきゅうラジオ」でポートランドのお話をすることになっています。

日本時間の4月7日(土) 午後5:05〜6:50、NHKラジオ第1/NHKワールド・ラジオ日本です。

ブラジルの時のように緊張して高い声にならないように気をつけます・・・。良ければ聞いてくださいね。

2018年3月12日月曜日

「ホワイト・バード」ダンスシリーズ いいの見ました!

ホワイトバードのコンテンポラリーダンスシリーズ、最近続いていますが、昨日、見た「ジェシカ・ラング・ダンスJESSICA LANG DANCE」がすごくよかったので、忘れないように書いておきます。


Jessica Lang Dance performing The Calling (excerpt from Splendid Isolation II)
Dancer K. Kimura. Photo by Sharon Bradford

ジェシカ・ラング・ダンスはニューヨークで2011年に創設されたカンパニー。今回上映されたのは、
  • Lines Cubed (2012), Music by John Metcalfe & Thomas Metcalf
  • The Calling (2006), Music by Trio Mediaeval
  • glow (2017), Music by Owen Clayton Condon and Ivan Trevino
(Intermission)
  • Solo Bach (2008), Music by J.S. Bach
  • Sweet Silent Thought (2016), Music by Jakub Ciupinski
  • Thousand Yard Stare (2015), Music by Ludwig van Beethoven
の6作品。どれも印象的で、一番を選べないほどです。

最初の「ラインズ・キューブド」はモダンアートっぽい、線の入ったキャンバスに、赤黄色青のダンサーがリズムに合わせて動くもの。ちょっとブラジルの「グルーポ・コーポ(Grupo Corpo)」とか、影絵が印象的な「ピロボラス(Pilobolus)」
とか思い出しました。

次の「ザ・コーリング」は写真のもの。4分の短いものですが、ドラマチックです。ドレスもダンスの一部で美しい・・・ダンサーは、ぱっつん前髪が印象的な広島出身の日本人女性でした。Kana Kimuraさん。すごいなー。

それから「グロウ」はネオンが効果的に使われたもの。スニーカーのCMに良さそう、とか思ってしまいました。
インターミッションを挟んで、バッハの曲に合わせての男性ソロもよかったし、セリフの入る次のも宇宙基地っぽいロマンチックな感じ。

トリも有機的な動きが面白い・・・特に、一人がグループの一部に組み込まれるところとか。それにベートーベンの曲がこんな風に使われるんだってのも驚きました。

こちら、2017年のプロモビデオですが、まだ見たいやつありますー。



ちなみに、ジェシカ・ラングの前に見たのは、MARK MORRIS DANCE GROUPによるビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」へのトリビュート、「ペパーランド」。生演奏で歌もあってカラフルで面白かったです。マーク・モリス氏、シアトル出身なんですね。ここから近いのでなんとなく親近感が湧きます。

そしてその前が、PAUL TAYLOR DANCE COMPANY。1954年、ニューヨークで創立された「伝説の」とか言われるポール・テイラー氏のカンパニーです。モダンダンスにすごい影響を与えたんだと思いますが、やっぱり1981年作のArden Court、87年作のSyzygy、97年作のPiazzola Caldera・・・私は新しいカンパニーの目新しい作品の方が好きなんだなーと気気付きました。

2018年2月20日火曜日

ポンポンマッシュルームことライオンズ・メーン茸

こんにちは。
いろいろ出かけるたびに、このネタはあのメディアにどうかしらん?と思うようになっている私ですが、今回は、どこにも載せてもらえないけど、是非ともみなさんと共有したい、きのこのお話でございます。

中華食材屋で見かけた「ポンポンマッシュルーム」。まず名前がいいですよね、ポンポンって。見た目も丸くって、片手に収まるくらいの大きさで、ふわふわしてて、そんな感じです。初めて見たので、早速購入してみました。

ポンポンマッシュルーム
スーパーで買ったポンポンマッシュルーム
で、こいつ、どうやって食べるんだろう?とネットで調べたら、「ライオンズ・メーン」ってキノコでした。
「ライオンズ・メーン」といえば、オレゴンの森でも取れる、いつか見つけたいものだ、と思っていたやつだったのですが、「ライオンのたてがみ(メーン)」と「ポンポン」のイメージの差が激しく、気がつきませんでした。まあ「ライオンズ・メーン」は、もっと大きいやつを想像していたってのもありますが。
ちなみに日本語では「山伏茸」と呼ばれているようですね。しかも、複数のサイトで「頭がよくなるキノコ」って紹介されていました!

で、ドライソテーにしろ、と通常のキノコ同様の食べ方が出ていたので、早速包丁を入れてみます。

ライオンズメーン オレゴン キノコ
ポンポンマッシュルームの断面
軸というか、中心の部分は結構しっかりしています。

ポンポンマッシュルーム ソテー
ソテーし、バターとポン酢投入
焼けたところに、バターとポン酢をちょっと入れて完成。

旨い!

ああ、こいつの自分の頭くらいあるでかいやつと森で遭遇してみたいものです。

【関連ポスト】