本当に忘れてしまう前に、こちらまとめて書いておきます。
それにしても、シアターへ行けないのは寂しいですね。
まずは、1月に
オレゴンシンフォニーのゲストとして登場したバイオリニスト、イツァーク・パールマン(Itzhak Perlman)の演奏です。
演目は、Beethoven: Violin Concerto。後半に車椅子で登場したイツァーク氏。存在感、すごい。そして、バイオリンがあんな風に和音のような音を出せるなんて知りませんでした。それに、ゆっくり弓を動かしているのに、その1度の動きでいくつもの音が速いスピードで出てくるのにも驚きました。すごーい。さすが世界最高峰のバイオリニストです。
アンコールが一切なかったのはちょっと寂しい気もしましたが、ご高齢ですもんね。
日本でのフェアウェルツアー、無事開催されるといいですね・・・。
演目は、Bach(1996)とGira(2017)。いつも通り、過去と最近の2つの舞台です。
Bachの方は、オルガンのような棒の演出が素敵。
Giraとは、ブラジルの「
アフリカ色の濃い心霊主義的習合宗教」ウンバンダ(umbanda)の儀式のことで、そこからインスピレーションを得たものです。
中でもフィーチャーされるオリシャ(神々)は、性欲と生命力を司るエシュ(Exu)だとか。アフロブラジルのリズムと動きがかっこいいブラジルのグループらしい作品でした。