2023年4月28日金曜日

I-131 再入国許可証の申請

 グリーンカード(I-551)って、基本、1年間のうち半年以上、アメリカに居住していないと失効するらしいですね。10年くらいかかってやっと入手したグリーンカード。夫(ブラジル人)や娘たちはアメリカ市民となりましたのでもうどこに行こうとアメリカに戻ってきて暮らせますが、私はそうもいかないので、別の国で暮らすにしても、念の為グリーンカードをキープしておきたいところです。

そのためには、I-131 再入国許可証(re-entry permit)の申請が必要になります。これが認められると、2年間、国外に居住していても大丈夫です。

申請方法は、USCISのサイトからフォームをダウンロード&記入して、グリーンカードの面裏のコピーと費用(クレジットカードの申請フォームもしくは小切手など)と一緒に郵送するというもの。引っ越してからではダメで、アメリカ国内からしか申請できません。

自分でできるレベルだというので、早速、I-131、G-1145、G-1450の書類を記載して送付しました。結構、お金がかかる(申請費用$575+生態認証$85=$660)のと郵送なのが厄介。

しかも生態認証が終わるまで、アメリカにいなければいけないというではないですか・・・。これが1か月くらいで分かるらしいですが、ギリギリになってしまいました。

グリーンカードの更新はオンラインでできて、しかも指紋認証免除だったので、あー、今回も免除であってほしいものです。

ちなみに許可書がでるまで8か月くらいかかるそうで、再入国許可証の受け取りは、国外のアメリカ領事館で可能です。

そして、この2年以上いた場合、また次の2年の追加申請もできます。ただし、申請はアメリカ国内からのみ。このタイミングでもアメリカに1か月はいないとダメな訳ですね。

さらにまたその後も2年の追加申請ができるそうですが、弁護士さんによると大抵、2年+2年は良い理由(例えばmulti national companyでの国外での仕事など)があれば可能だけれど、それ以降は、少しずつ厳しくなるんだとか。まあ6年とか8年とかアメリカ国外で暮らし続けるなら、グリーンカードもう要らないですかね。

ちなみにこのI-131 再入国許可証を取らずに、6か月以上国外にいてアメリカに入国した場合、出入国を記録してるマシンが警告を出すので、入国審査でひっかかって、別室に入れられて細かく出入国記録を見られて、グリーンカード失効か?となるそうです。

それで、観光ビザをもらうか、グリーンカードをキープできるか裁判官の審問を受けるか、ということになるみたいです。

けれどももし、失効しても配偶者がアメリカ市民の場合、配偶者にグリーンカードを申請してもらうことができます。アメリカ市民の子供も21歳以上なら、親のグリーンカード申請が可能です。

けどやっぱり再入国許可申請以上にお金もかかるし、時間もかかるので、戻る可能性があるならグリーンカードをキープした方がよさそうです。

取り急ぎの覚書。

<追記>

書類を郵送してから10日ほどでUSCISから受け取ったというレシート#が記載されたテキストが届きました。こちらの番号を使って、USCISのアカウントにケースを追加できます。追加すると、オンライン上で進捗を見ることができます。すばらしい。

ちなみにテキストを受け取ってしばらくしてから、郵便で受け取った旨のお知らせも届きました。

2023年4月24日月曜日

アメリカから印刷物を安く送る方法を検討中

アメリカの郵便局って国際船便、 廃止していたんですね・・・というわけで最安で書籍を海外に送る方法を調べたところ、おそらくこの郵便局のISAL M-bagがベストなのではないかと。

ちなみにISALはInternational Surface Airlift の略で陸路+空路(国際線)+陸路で運ばれます。
Mはおそらくメディアの頭文字で中身が新聞、雑誌、書籍、楽譜、カタログ、販促用品など印刷物のみとなります。著書を協力してくれた方に送った時に知りましたが、国内便にもメディアレートがあって、お得に送れます。

けれど調べていくと、最初に見たレートは2007年で2023年版はその倍くらいのお値段。International Service Center (ISC)にドロップした方が安いようですが、ロケーションはNew York, Miami, Chicago, Los Angeles, San Franciscoでポートランドにはない模様。レートはこちらの下の方にあります。

そうすると、USPSのPriority Mail Internationalで送った方が安いのか・・・Pirate Shipはそれがお勧めのようです。

ちょっと郵便局で聞いてきます。

確認したところ、ISAL M-bagは昔はいいレートだったけど、今は高くなって、ほとんど使われていない、とのこと。実際に書籍25lbsをポートランドからポルトガルに送る場合、ISAL M-bagだと199.75USD、Priority Mail Internationalだと$150.45とプライオリティの方が安いんだとか。通常の箱に入れて、書籍は重いのでがっつりテープ巻いて、USPS Customers Declaration and Dispatch Noteを記入すれば送付可能だそうです。

・・・つまり、書籍の特別レートはないってことみたいですね。

Pirate Shipの割引だとUPS Worldwide Expedited®がさらに安くなっていました・・・ご参考まで。