2016年8月21日日曜日

「SUBARU=レズビアン車」というステレオタイプは、実はスバルが作り上げたものだった!

依頼を受けて、「オレゴニアン」紙のクリッピングをしていたところ、面白い記事を発見しました。「スバル=レズビアンの車というステレオタイプを作ったのは、スバル自身だった!」というものです。

アメリカ全土かオレゴンでかは分かりませんが、こちらで「スバルといえば、レズビアンの車」というステレオタイプが今も根強くあります。…私の車、スバルのアウトバックですが、夫に「え〜、スバルがいいの〜?せめてフォレスターは止めてね。レズだって思われるよ!」と言われたほどにです。
まあ、ポートランドは、やたらアウトバック率が高くて、ステレオタイプもなりを潜めているのですが、それでもこんな記事が新聞に載って、驚くポイントは、「スバル=レズ」ではなく、「え、スバルが自ら?」というとこです。

記事によると、スバルは90年代に四駆のプレミアム車の購買層を見極める調査をしていたところ、Northampton, MassachusettsやPortland, Oregonといった都市で、家長が独身女性だという家庭が多いことに気付き、彼女たちと話したところ、レズビアンであることが多かったんだとか。そこでスバルは、彼女たちを密かにターゲットにした広告キャンペーンを実施。ストレートの人は見逃すようなメッセージを散りばめたそうです。

例えば、ライセンスプレートを「Xena LVR」にするとか。これは、レズビアン(らしき)カップルが活躍するTVドラマ「Xena: Warrior Princess」への愛を表していると。

それに、コピーが“Get out. And stay out” や “It’s not a choice. It’s the way we’re built.”だったりとか、らしいです。

こんなのもあるようです。
今もスバルはニッチマーケットを狙いつつ、セールスを伸ばしているそうですよ。

参考:
http://0-infoweb.newsbank.com.catalog.multcolib.org/resources/doc/nb/news/15D257590EB11008?p=AMNEWS

https://priceonomics.com/how-an-ad-campaign-made-lesbians-fall-in-love-with/

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