2018年4月30日月曜日

ホワイトバードダンス 2グループ

忘れないように・・・見たやつ、書いておきます。

1つは、「ステファン・ペトロニオ・カンパニー(Stephen Petronio Company)」。1984年創立のニューヨークベースのダンスカンパニーです。

「ブラッドラインズ(Bloodlines)」と題された今回のパフォーマンスは、主催のステファン・ペトロニオさんが影響を受けた振付師のダンスを取り上げるというもの。
なので、最初は、ポストモダンダンスの第一人者イヴォンヌ・レイナー(Yvonne Rainer)の「Diagonal」「Trio A with Flags」 「Chair-Pillow」という60年代の3作品、それからスティーヴ・パクストン(Steve Paxton)の「Excerpt From Goldberg Variation」という86年の作品、インターミッションを挟んでアンナ・ハルプリン(Anna Halprin)の「The Courtesan and the Crone」という99年の作品、最後にステファン・ペトロニオ氏が振り付けを担当した「Untitled Touch」(2017)という流れでした。

ダンスを知っている人だと、歴史を追うことも感慨深く、興奮できるのかもしれませんが、やっぱり私は「なにこれ!初めて見た!」という新しい作品が好きです・・・。なのでもっとステファン・ペトロニオ氏の作品が見たかったです。

ちなみに、イヴォンヌ・レイナーの代表作という「トリオA」のwith Flagsはアメリカ国旗だけしか身につけていない男性3女性1の4人のダンサーによる作品でございました。裸はやっぱり印象に残ります。

もう1つは、「アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター(Alvin Ailey American Dance Theater )」。こちら、以前サンパウロで見て、すっげえ!ダイナミックでかっこいい!と思い、楽しみにしていたニューヨークの黒人中心のダンスグループ。

今回上演されたのは、LAのドラッグとディスコのナイトライフを描いた「Stack-up」(1982 Talley Beauty振付)、マーティン・ルーサーキングのスピーチにインスピレーションを得たという「R-Evolution, Dream」(2016 Hope Boykin振付)、それからインターミッションを挟んで「Revelations」。「レベレーションズ」はサンパウロでも一部見たのですが、これが一番よかったです。他もいいのですが、でも「レベレーションズ」ほどではない気がしました。期待しただけに、ちょっと残念かも。

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