前回出かけたギフォード・ピンショー国有林(Gifford Pinchot National Forest)の焼け地では、見つけられなかったモレル(アミガサタケ)を今度こそ見つけたい!と意気込んで参りました。
前回の収穫、サンゴ茸とワラビ |
今回はしかも、キング・ボレート(ポルチーニ)やスプリング・キングなんかもあると思うよ、と期待させるようなメールが来ています。
山に入ると・・・早速、会長がモレルを発見!「僕は採らないからねー」と言うので、みんなが物欲しそうな私に譲ってくれました。
初モレル |
調理されるのを待つアミガサタケ |
それでも美味しくいただきました。
そして今回お伝えしたいのは、「スリッパリー・ジャック(slippery jack)マッシュルーム」ことSuillus。多分和名は、ヌメリイグチ。
松の木の下に生えています。
初のポルチーニかと思いきや、会長にスリッパリージャックマッシュルームと教えてもらいました。「食べれるし、食べる人もいるけど、ヌルヌルして、私は好きではない。人によっては腹を壊す」とおっしゃいます。
これを聞いて、捨てた参加者、多数。
せっかくなので、量を増やすため、いくつか拾ってきました。当然、私は食べる気なので。弾力のあるものが良いそうです。
下ごしらえは、上の消化に悪いヌルヌルした皮とスポンジ部分を落とすこと。
わりと簡単に皮は向けます。ひだの多いアンズタケなどよりもむしろ簡単にきれいになります。
これを切って、ソテーにしてみました。
バター醤油で試しましたが、美味しい。誰?まずいって言ったの。気持ち悪いって聞いていたヌルヌルですが、ナメコとかオクラとか好きな人ならまず問題ないと思います。
実は、この夜行った、野生キノコ専門レストラン「The Joel Palmer House Restaurant」のシェフに「スリッパリージャックは、乾燥させて味を凝縮させるとうまいんだよー」と言われたので、そちらもトライ。
これは今晩のスープに入れてみようと思います。
でも、普通にソテーでもいいかなー。
ちなみに、ギフォード・ピンショー国有林は、オンラインでキノコ狩り許可書を申請できるのですが、マウント・フッドは、レンジャーステーションに平日、足を運んで申請しなければいけませんのでご注意ください。
フッドリバー・レンジャー・ステーション |
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