2017年2月16日木曜日

ポートランド市立小学校の給食

アメリカの公立学校の給食って、結構ひどいイメージありますよね?

でも、グルメで最近知られるポートランド、なかなか頑張っています。旬の食材(「ハーベスト・オブ・ザ・マンス」)をフィーチャーしたり、地元の食材を使った「ローカル・フレイバーズ」を提供したり。ちなみに36%が地元生産者から購入した食材だとか。

ポートランドの公立の小学校では、ホットランチかコールドランチか選べるのですが、コールドランチがお弁当。ホットランチがカフェテリアで準備された食事です。

こういう1年のメニューカレンダーが、学期の最初に配布されます。


曜日ごとに提供される「子供が好きそうな(ジャンキーな)」アイテムと、日替わりのメニューがあります。

2月10日(金)、「スケトウダラとローストポテトとコールスロー」もしくは「チキンサンドイッチ(レギュラーかスパイシー)」の日にカフェテリアに行ってきました。

11時頃から、下の学年から順番に、決められた時間だけカフェテリアを使用できます。ホットランチ希望者は、順番に配膳カウンターをプラスチックのワンプレートを持って進んでいきます。


配膳するのは、3年生以上の当番の学生。3年生のフィンリーちゃんは、チキンサンドイッチとローストポテト担当のようです。


決まりでは、野菜と果物から最低でも1つ選ばなければいけないとのこと。この日は、コールスローに加えて、レタスサラダやケール、それにグレープフルーツとか、私の好きなものもありました。

出来上がりはこんな感じ。悪くないですよね?
ちなみに今年度のランチの値段は、一食2.7USD(今日のレートで約304円)。


いや、日本の給食とか、フランスの給食に比べると(見ました?「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」)イマイチ、と思うかもしれないですが・・・オーブンから出てきたポテトや魚は温かいし、野菜や果物もみずみずしい。

飲み物は、低脂肪乳かチョコレートミルクかを選べます。


イーディーちゃん、チキンサンドイッチにも、ちゃんとレタス&トマト、入れてますね。「美味しいよ!」と言っておりました。

食べる時間が短いのが、辛いところではありますが…。
あと、ちゃんと野菜をできるだけ多くプラスするのを守れば、ですかね。色は皿だけで、ちゃいろーいものだけの子もいますから。

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