そんな日本庭園を「市民に開かれた文化複合施設」にするための拡張工事が、2017年の完成に向けて来週から開始されます。選ばれた建築家は、5代目歌舞伎座も手がけた隈研吾氏。完成イメージなど、こちらのKKAAサイト内ページをご参考くださいませ。
建築家の隈研吾氏 |
本日は、これまでの暑さから一転、涼しい曇り空のもと、関係者が80人ほど集まりました。ポートランド・たこはち太鼓の演奏の終了と共に開会。Portland Japanese Garden CEO、 Steve Bloomさんの司会で進行しました。
右から挨拶する古沢総領事、ブルーム日本庭園CEO、コミッショナーのフィッシュ氏 |
まずは、Garden Board of Trustees PresidentのCathy Ruddさんの挨拶。それから在ポートランド日本領事事務所の古沢総領事の挨拶。ちなみに、オレゴニアン紙に、日本庭園拡張に関してこんな投稿をされたそうです。続いてCommissioner、Nick Fish氏の挨拶。ユーモア溢れる話しっぷりでございました。
「ポートランドによく来ることになるのが嬉しい」と語る隈研吾氏 |
続いて、隈研吾氏の挨拶。「ポートランド日本庭園は、ポートランドの自然と気候、眺望とのコンビネーションが、日本以上にユニークで美しい」と称えたのち、「今後、細かい部分やマテリアルのチェックにポートランドへ度々戻ることになると思う。この美しい庭へ来れると思うと嬉しい」と述べ、大きな拍手が起こりました。
鎌倉の鶴岡八幡宮のみなさん |
それから、鎌倉の鶴岡八幡宮から6名の神主さんや巫女さんが地鎮祭を執り行いました。内容の英訳や、でかいショベルカーの前で巫女さんが舞うのは新鮮でした。
参加者は、建築家や名士が多かったようですが、「初めて見た。すごくよかった!」との声をいくつも聞きました。
最後は鍬入れ式。
完成が楽しみです!
0 件のコメント:
コメントを投稿