先日、ウェブ(Webb)家父&息子が経営する
Portland U-Brew and Pub (P.U.B)に行ってきました。こちら、(1)ホームブルーワリー用キット&材料販売、(2)自分のオールグレインビールが作れるブルーワリー(U-Brew)、(3)レストランやパブのオリジナルビール醸造、(4)テイスティングルーム(パブ)が一緒になった「全米でもうちだけじゃないかな」(by ウェブ父)というお店です。
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醸造家の息子とP.U.Bを経営するクリフ・ウェブさん。 |
U-Brewは、オールグレイン(麦芽100%)のビール専門、ということで、すげえいっぱいの麦芽が壁に並んでいます。
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モルトをブレンドするジェイソンさん |
たまたまジェイソンさん(息子)が、今からビール作るよ!というタイミングでして、たくさんの麦芽をブレンド、ミルで粉砕し、糖化濾過槽、煮沸槽、発酵槽なんかがある地下に運ぶところまで見せてもらいました。
客が自分たちでビールを作る際は、レシピに沿って麦芽を選び、発酵タンクに入れるまでの過程を5時間ほどかけて行うそうです。好みのビールを作るのは、楽しいながらもなかなか大変で、結婚式の前やバチュラーパーティーに使われるほか企業のチームビルディングにも利用されるそうです。
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なんだか近未来的な新しいタンク |
発酵タンクに移した後は、「ビール出来上がりました!」の連絡待ち。通常1ヶ月ほどで完成です。そこでまたみんなで集まって、瓶詰めなんかをするそうです。参加者は大抵22ozのボトルで72本(6箱)を持ち帰るとのこと。作ってる最中も、約1時間かかるという煮沸時間はメンバーとパブで飲めると言いますし、やたら楽しそうです。ちなみに1チーム4名です。
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P.U.B.の生が楽しめるパブ。テイスティングが主なので、営業時間はショップオープン時のみ。 |
なおこのビール作りは、ジェイソンさんが監修してくれます。彼はビール醸造家として20年のキャリアを持つプロ。今もレストランやパブにもP.U.B. やUnicornのブランド名でビールを卸しています。グレープフルーツIPAが代表作だそうです。
・・・というわけで、「不味い、飲めない(涙)」なんていうビールを6箱抱え込む危険は、まず無さそうです。
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頼りになるジェイソンさん |
9月には、ノースウェストのホップの収穫時期。乾燥したものではなく、新鮮な生ホップでのビール作りもできます。
どうでしょう、この時期にオリジナルビール、私と一緒に作りたい方・・・いませんか?
あ、そういえば、和食屋では、YUZUとFUJIがこちらでオリジナル生ビールを作って提供しているそうですよ〜。
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