2016年11月17日木曜日

オーデュボン・ソサエティの森ツアー

もう2週間ほど前になってしまいますが…アウトドア誌の方々の取材をコーディネートするお仕事をいただきまして、ポートランド界隈、いろいろ同行させてもらいました。
初めて知った面白い場所もたくさんあったので、順に紹介しますね。

まず、フォレストパークに隣接する「オーデュボン・ソサエティ(Audubon Society)」の敷地です。



アメリカの鳥類研究家、ジョン・ジェームズ・オーデュボンの名前が冠されているこちらの会、野鳥を守ることを目的に1902年に発足しました(登録は1909年)。
現在は、150エーカーのサンクチュアリの管理や「ワイルドライフ・ケア・センター」の運営、様々な市民向けイベントを開催し、野生動物や植物の保護や市民の啓蒙に努めているそうです。

ワイルドライフ・ケア・センター

ダウンタウンから車で5分というオーデュボン・ソサエティのサンクチュアリ。こちらの事務所で、鳥が大っ好きで、もうやったら詳しいダンさんと待ち合わせ。ユース向けイベントなどを担当するイアンさんも一緒にトレイルを案内してくれました。


写真撮影におどける2人・・・

当日は、なんとも幸運なことに、いい天気!
でもまあ連日、雨が多いことは変わりなく、木々にはたくさんの苔が生えています。そして、苔を絞ると水が滴ります。


スポンジみたいに水を含んだ苔

もちろん、きのこもたくさん生えていたりします。食べられないやつですが。

小さいきのこがいっぱい!

このサンクチュアリは、日の出から日没まで一般にも開放しているのですが、犬や自転車NGなせいか、晴天にもかかわらず、とっても静かでした。フォレストパークだったら、ジョギングする人といっぱいすれ違いそうなのに。




歩いたのは、「ピトック・バード・サンクチュアリ」という部分。主要紙「オレゴニアン」の創業者、ピトック氏が所有していた酪農場を、オーデュボン・ソサエティが購入&翌年さらなる敷地をピトック家から寄付されたというエリアです。

酪農場だった部分は植樹された森ですが、センターから奥に当たる「アンシエント・フォレスト・ループ」まで行くと、樹齢200年ほどの森になっています。

オールド・グロース・フォレスト。樹齢200年ほどのダグラスファー

ちなみに、オーデュボン・ソサエティから、観光名所の1つ、ピトック邸までトレイルを歩いていくことができます。グーグルによると45分のハイクだとか。


野生動物について学んだり、野鳥観察の道具を購入できる
ネイチャー・ストア

事務所の裏手には、野生に戻れない大鴉やフクロウの檻があります。
また、「ネイチャー・ストア」には、地域の野生動物の剥製なんかもあります。バードフィーダーとか絵本とか、野鳥好きの方なら相当、嬉しいんじゃないでしょうか。スワロフスキーの双眼鏡もありました。いや、ダンさん愛用のスワロフスキー双眼鏡、覗かせてもらったのですが、もう、すぐ近くで見ているみたいに、明るくクリア!やっぱ高いやつって違うんですねー。


ネイチャーストア内

子供連れで出かけても、きっと楽しいはず。イベントスケジュールもチェックしてみてくださいませ。

オーデュボン・ソサエティ
5151 NW Cornell Road, Portland, OR 97210
503.292.6855

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