チケットを買うのが遅くなったのもあるのですが、すごい人気なので、これは・・・デイビット・ボウイファンが来るのかな?と思っていたのです。
が、会場には、赤いニットキャップ人口の多いこと…!
「ライフ・アクアティック」のファンが来ていたのでした!
というのも、セウ・ジョルジは、ウェス・アンダーソン監督の映画「ライフ・アクアティック(The Life Aquatic with Steve Zissou)」に出演して、ボウイの曲をポルトガル語でカバーして歌っているのです。映画のサントラもこれ。
思い起こせば、主演、ビル・マーレイで、ゆる〜くて、もう自分の好きな要素ばかりかと期待してみれば、いまいちピンとこなかった映画なのですが、カルト的のファンが多いそうで。
セウ・ジョルジも、映画同様の赤いニットキャップでステージに登場です。
彼の声がすごい好きなのですが、本人もやたらチャーミングで良いショーでした。
映画の話をもらうまで、デイビット・ボウイ、聞いたことなかったというセウ・ジョルジ。1曲目の「レベル・レベル」、手もつけていなかったけど、初日に「できてる?」と聞いてきた監督をがっかりさせたくなくて、「集中させて」ともらった50分で作った、なんて、すごくブラジル人らしいことをMCで言っていましたが・・・本当でしょうか。
ショーのアンコールでは、スクリーンが降りてきて、映画の場面や、ボウイの顔のコラージュなんかが映し出されました。
いやはや、本当に良いショーでした。
しかし、2列前に、ブラジル人のねーさん方がいたのですが、ブラジルのノリで、叫ぶは、一緒に大声で歌うわってしていたら、セキュリティにつまみ出されてしまいました。
まあ、周りは相当迷惑がっていましたが・・・ブラジルでは、ライブはカラオケ状態でも普通ですが、アメリカですからね。
それでも、ショーは実に良かった。CD、ボウイ・ファンにもオススメでございます。
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