2016年3月11日金曜日

ウッドブロック・チョコレートのロースト・カカオを食べてみました

マグノリアも満開だというのに、寒い雨が戻ってきた昨日のポートランド。チョコレートの試食&レポートのお仕事をいただいたので、ロースト・カカオを求めて、サウスイーストにあるウッドブロック・チョコレート工場へ行ってきました。

ウッドブロック・チョコレート工場&ショップ

中には試供品がずらり。「ビーン・トゥ・バー」工場らしく、ペルー、マダガスカル、トリニダード・トバゴ、エクアドルといったシングルオリジンチョコレートバーや、塩、ゴマ、ニブなどをトッピングしたチョコレート、また、チョコがけヘーゼルナッツなどが並んでいます。

ジャーに入っているのが、オレゴンの名産品ヘーゼルナッツのチョコ
お目当のロースト・カカオも山盛り

この場所で全てのチョコを作っているそうで、奥が工場になっています。焙煎から、商品のラベル貼りまでの全行程が手作業で行われるとのこと。

この日も5人ほど働いているようでした。

 店の奥にあるロースターも見せてもらいました。
ピーナッツをローストしていたというアンティークな焙煎機
これでカカオ豆をローストするそうです

言っていいですか?・・・いやあ、ポートランドっぽい!!

ジュースバーでも働く、こんなにポートランドっぽいのに
ベイエリア好きだというフレンドリーな店員さん

カウンターに日本の書籍「トゥルー・ポートランド」が飾ってあったので、「お、出てるの?」なんて店員さんに聞くと、彼女の友達の店が出てるって話になり、妙に盛り上がりました。

家に帰って、「あ、そういやチョコレート店のとこ見なかったなー」と思って本を開けてみたら、1ページ使ってばーんと載っておりました。やっぱな、ポートランドっぽいと思ったんだ・・・。

まあ、それより、ロースト・カカオの試食について。

買ってきたパッケージ。ずっしり250g。

今朝、食べてみました。まずは、そのまま・・・

覗き込むとチョコレートのいい香り
殻を割って、中身を出します。簡単に殻は割れます
これ、ニブを食べます

パクリ、と。うーん、複雑な酸味とスモーキーな風味と苦味が・・・100人中、どうだろう、98人までは「大人の味」って表現するような味がします。後味もかなり残ります。甘党の友人がカカオ80%とかのチョコを食べて「なんでこれを作るのか全く分からない」と言っていたのを思い出しました。しかし、なかなかクセになる味で・・・ついつい続けて食べてしまいます。

でも、そのままもいいけれど、サラダやスムージーやPB&Jなんかに合わせても美味しい、と書いてあったので、ちょっと塩と蜂蜜バージョンも試してみました。

塩と蜂蜜

塩ですが、朝、テーブルに出しっぱなしだったトリュフ塩を選んでしまいました・・・間違えた。塩は合うけど、トリュフはあんまり合わない。なんか、どっちも香りが強すぎて・・・

一方、蜂蜜はやたら合う。これは結構万人受けするんじゃないかと思います。
お!と思って、蜂蜜みたら、

こっちにもチョコに合うって書いてありました。

確認のため、夜、夫にも食べさせてみたところ、「美味しい」と。ただ、「味が濃厚なので、1粒とか2粒、『大人の』デザートとして、レストランで出てくる感じ」とのご感想。ちなみに、そのままのやつは、吐き出しておりました・・・。子供だ。

しかし、今晩彼は寝られるかな・・・。日中、いくつもローストカカオを食べた私は、途中でカフェインハイに陥りました。コーヒーツアー以来、2度目・・・。今回は、目が醒めるような刺激・・・と思った後に、あ、やばい、と気がついたのです。いやはや、カカオも食べ過ぎは危険ですね。

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