2018年12月6日木曜日

占いメディア「urarico」に掲載されました



コラムを連載させていただいているDRESS」の関連サイトで、「占いを、あなたの日常に。」というコンセプトで運営している「ウラリコ」にコラム「アメリカの開運のお守りで、おしゃれ度&運気アップ」が掲載されました。

来年は運気を呼び寄せたい!と思っている方、ご参考くださいませー。

2018年10月31日水曜日

お金のメディア「fuelle」に掲載されました

幸せの選択肢が「ふえる」女性のための"お金"のメディア「Fuelle」に、「地球の歩き方」の特派員として3つの記事が掲載されました。


久しぶりにポートランド以外の場所についても書いてみました。
アタカマも金沢もおすすめです!

大人の女性をターゲットに書いてますが、ぜひ読んでみてくださいませ!

ストロベリーツリーのベリージャム作り

晩秋に実る「ストロベリーツリー」の実。日本語では「姫いちごの木」とも呼ばれているようです。
まん丸のかわいい実。いちごっぽいですか?

紅葉もそろそろ終わり?という時期に、緑の葉、ドウダンツツジみたいな白い花、それに黄緑>黄色>オレンジ>赤色に熟していくベリーが目を引きます。

ドウダンツツジみたいな白い花が咲きます
ポートランドでは、比較的よく見る木なのですが、実はこの実、食べられるんですよ。
あまり知られていないようで、コミュニティ・センターで摘んでいたら、子供たちが「何してんのー?」と寄って来て、説明しかけたとこで、追いついた保護者に「食べちゃダメよ!」と注意される、ということが2度ほどありました。

食べても大丈夫なんですけどねー。

熟したストロベリーツリーの実
生でも食べられますが、外皮のザラザラ残る舌触りがちょっと気になるので、今回、ジャムにしてみました。ちなみに種はどこ?って感じで、中は全て食べられます。

このフルーツは、すぐに潰れてしまうので、摘んだらすぐに調理にかかります。

サイトでいくつかのレシピを参考に、まずベリーを冷水で洗い、水で濡れたままの状態で鍋に移し、オレンジ1個分のジュースを絞ってまぶしかけ、木べらで優しく動かしながら、柔らかくなるまで10分ほど火にかけます。

それから、その実を濾します。

で、ここに黒砂糖と水と、レシピによってはブランデーやアップルサイダービネガーを入れて、また木べらでかき混ぜながら10分ほど火にかければ出来上がりとのこと。


この「飲む酢」があったので、これを入れてみました。

しかし、濾した状態をみてください。これはちょっと目が粗過ぎました。

赤いブツブツは外皮

なので、再度、もっと細かいやつで濾すことに。もう、かーなり量が減っちゃいます。

でもこのブツブツが取れたら、クリーミーで美味しいジャムになりました。レモンカード的な。



イタリアでは、ストロベリーツリーは幸運を呼ぶと言われているそうです。いいことがあるといいなあ。

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2018年10月5日金曜日

租税条約の申請方法

海外で日本の企業とお仕事させていただくと、源泉徴収されてしまうことがあります。私の場合ですと、アメリカやブラジルで税金を払っているので、このままにしておくと2重に税金を支払うことになります。

それを回避する方法の1つに、租税条約の申請手続きがあります。
アメリカやブラジルと日本の間には「租税条約」が結ばれているので、日本の企業の経理担当の方から税務署に申請してもらい、受理されるとアメリカの場合は免税となります。20.42%から0%なので結構大きいと思うのです。

アメリカで申請に必要な書類は、

①租税条約の届出(2部)※サイン必須
⇒『様式3( 使用料に対する所得税及び復興特別所得税の軽減・免除)』。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/joyaku/annai/1648_41.htm


②特典条項に関する付表(2部)※サイン必須
アメリカであれば『(1)特典条項に関する付表(様式17-米)』になります。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/joyaku/annai/5320/01.htm


③1年以内に発行された居住者証明書(1部)

の3点。

3は、United States Residency Certification(Form 8802)というもので、IRSに発行してもらうことになります。
この発行には、Form 616をIRSに送付することが必要です。費用は1回、$85。支払い方法はいくつかありますが、便利なのはオンライン (e-payment)。
Pay.govサイトに行き、"IRS Certs User Fee" などで検索するとForm 616申請費用が出てきます。クレジットカードで支払い可能。

支払い後、確認番号を、Form 616の1ページ目に入力します。確認番号は、Agency Tracking ID でも the Pay.gov IDでもいいそうです。

これで支払った場合、フォームの送付先は、
Internal Revenue Service P.O. Box 71052 Philadelphia, PA 19176-6052

50枚以内ならファックスでも大丈夫だそうです。

参考:https://www.irs.gov/instructions/i8802#d0e353

https://www.irs.gov/pub/irs-pdf/i8802.pdf


問題がなければ、1ヶ月くらいで、居住者証明書が届くはずです。

ちなみにこの書類は、同じ金額($85)で枚まで送付してもらえるので、複数の企業とやりとりがあるならば、複数枚、依頼した方がいいと思います。

今回、まだ年度の終了していない2018年のものを請求したところ、最初に、「証明書の処理、遅れます」という手紙がきて、その後、「今年度アメリカにいること宣言する書類を送れ*」という手書きがきて、その後、さらに「請求資料が届いていないから、居住証明出しません。悪いけど、ケース・クローズドですわ」という手紙が来て、なんじゃとぉ〜!とIRSに電話するも**、「混み合っているため、明日トライしてくれ。すまんね」という録音メッセージが流れ、電話が切れる、という展開で、どうすんだよ!と一応また手紙を出した翌日、なんと、何もなかったように居住証明書が届きました・・・。

やれやれ。というわけで、今回、7月頭に申請して、10月頭に届くという時間がかかってしまいました。最初からその書類を入れなかった自分が悪いのですが。

*ちなみに今年度アメリカにいること宣言する書類は、下記のように書けば良いそうです。
I, [名前], [TIN#] was a U.S. resident for [2017など年度] and will continue to be throughout tax year [2018など年度].


**電話番号は、267-941-1000
ご参考まで。

がっかり・・・スベリヒユとコニシキソウ

最近、Cakesのコラムで、雑草の「スベリヒユ」が美味いと紹介されており、これは、家の庭に生えている雑草では!と喜んでいたのです。そして今日、少し時間もありそうなので、食べてみようと思いましてレシピを探したのですが…

家の庭のは、こいつ

他の「食べられる雑草の最高峰」とスベリヒユを紹介する記事でこの雑草は「多肉植物」と書かれていてですね、ということは、家に生えてるこいつじゃないかもしれない…と気がついたのです。そして、さらに検索したところ、似てるけど違う北アメリカ原産の「コニシキソウ」が浮上。

切ると白い毒のある液が出るのが特徴、とのことでプチリ、とやりますと、出てきましたよ、ボンドみたいな液が。危うく毒草を口にするところでした。

先日草むしり始めた夫に、「それ、食べるから抜かないでくれ」と言ったことが悔やまれます。
アメリカで雑草を食べようとしている方、いるか分かりませんが、ご注意くださいませ。

2018年9月17日月曜日

子供と一緒に!ポップコーンパッケージとペン&テラー

今年は、ホワイトバードのダンスシリーズをお休みし、オレゴン・シンフォニーのコンサートへいくつか行こうと思っています。

そのシリーズの1つに、映画に合わせてそのサントラをオーケストラが演奏するという「ポップコーン・パッケージ」がありまして、早速、1つ目、スターウォーズに行ってきました。


いやー、贅沢。
子供も大興奮でした。それにしてもハリソンフォード、若っ・・・

こちらのパッケージは、あと3本ありますので、興味のある方はぜひ!

それからもう1つ、子供と出かけたのがこちら。
アメリカを代表するマジシャン「ペン&テラー(Penn and Teller)」のショーです。

入場者全員に配られた手品に使う4枚のトランプカード

毒舌の大男ペンと一切しゃべらないテラーのコンビの手品は観客を巻き込んで、まあ笑えるし、驚かされるし、すごいエンターテイメントでした。


このビデオのマジック、ステージのオープニングアクトでした。
ラスベガスが本拠地みたいですね。チャンスがあればぜひ見て欲しいです!

TBA: Andrew Schneider

TBA18、もう1つ見てきたのが、アンドリュー・シュナイダーの「アフター(After)」。PSUのリンカーンホールで開催されたのですが、ものすごい人、それもアート系のヒップスターで、いっぱいでした。

入る前に、かなり長い間、真っ暗になって霧とかも出るし、ストロボもすごいけど、安全ですからね、との注意がありましたが、まあその通りの前衛的で面白いステージでした。目の前で、一瞬でシーンが変わるのがすごい。



しかも、ユーモアもあって、マインドフルネスを感じさせるナレーションも意外と響いたりして。「死後」とか「最期」とかにまつわる哲学的なことをテーマにしているのに、例えば取り返しのつかない出来事が、恋人や親を傷つけた、とかじゃなくて、車のトランクに鍵残して閉めちゃった、みたいな、あー、あるある、そりゃちょっと時間戻したいわ、とかだったりして、肩の力を抜いてついていけました。

あ、あと、これはストレートに時間を意識させられるから、Time Based Artのテーマにふさわしいんじゃないかなーと思ったりしました。

要チェックのアーティストだと思います!

2018年9月15日土曜日

TBA: 18 - Ann Hamilton: habitus

今年もTBA (Time Based Art) Festivalの季節がやってきました。

タイムベースド・アート・フェスティバルは、 PICA(Portland Institute of Contemporary Art)が2003年から毎年9月に、鑑賞に時間性が伴う(「タイムベースド」)ことを軸に構成されている前衛的な芸術祭です。
全米および世界からアーティストが集い、併せて評論家や観客もやってくるそうです。




その中から、昨日、オハイオ出身のアーティスト、アン・ハミルトン(Ann Hamilton)の展示を見てきました。

場所は、パール地区ウィラメット川沿いのCentennial Mills Pavilion。歴史ある製粉所の跡地の屋外パビリオンです。


中には、12の巨大な天蓋の幽霊みたいな布のオブジェが浮いています。

このオブジェは、川風を孕んで膨らんだり、繋がれた滑車の紐を誰かが引くと、くるくる回ったりします。

ふわふわした持ち手の付いた紐

紐を引くと、ハーモニカのような、笛のような、ちょっと神秘的な音色が響くこともあります。

スタッフが説明してくれたところによると、「アン・ハミルトンは、この紐を引いて手を放す、というチャペルの鐘を鳴らすような体験が、私たちはどうしても物事に固執してしまうところがあるけれど、それを解き放つことも必要だ」といったことを伝えようとしているんだとか。


建物のモデル以外、全て手を触れてもよく、中にも入れます。


また、住居、家庭、聖域などに関する引用文やイメージが自由に持っていけるように並べられていました。

屋外での展示って好きです。デジタルじゃないのも、作品に触れられるのも嬉しい。
明日までです!

ちなみに今晩は、アンドリュー・シュナイダーのステージを見に行く予定です。

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2018年8月21日火曜日

夏のカボチャ、サマー・スクウォッシュ色々

今年は家でも緑と黄色のズッキーニを植えてみました。ただいま収穫の時期です。 


でも、友人の農場では、もっともっといろんな種類がありまして・・・

summer squash

色は薄いですが、秋冬のおもちゃカボチャみたい。
でも、夏のカボチャ(サマー・スクウォッシュ)はみんな皮が薄くて、どれもそのまま切って、皮ごと食べられるのです。調理時間も短いし、癖もないし、カロリーが低くてボリュームもあるしで大変重宝する野菜でございます。

なぜか絶対やりたくなる姿

頭に乗っているのが、Patty Pan SquashもしくはScallop Squashというスクウォッシュ。よく「UFOみたい」と言われるやつです。首にかけてあるヘビみたいなのが、Zucchino Rampicante。

ズッキーノ・ランピカンテは、切るとこんな感じ。

Zucchino Rampicante

最後のちょっと太いところ以外、種がない!とても美味しいのです。

パティ・パンは、真ん中にタネがありますが、それもまあ食べられます。もっと小さいうちだと、丸ごといけたりして、かわいいみたいですが、そんなに早く収穫するのは、もったいない気もします。

金の皿に盛ってみた

ちなみに奥にあるのはビーツ。ラディッシュだと思ってかじったら、すげえ味でした。

2018年8月17日金曜日

「緑あふれる自由都市 ポートランドへ」最新版

ご連絡が遅くなりましたが…、百木俊乃さんの「緑あふれる自由都市 ポートランドへ」の最新版が出版されました。

カバーの色の濃い方が2018年版です
こちら、実はちょっとお手伝いさせてもらったのです。取材協力でございます。

いやー、あっちこっちのたくさんのいいお店が出てますよ!ぜひポートランドに来る方はご購入くださいませ〜。


2018年5月29日火曜日

スリッパリージャック&モレル・マッシュルーム・ハンティング

先週、オレゴン・マイコロジカル・ソサエティの会長と行くキノコ狩りに当選しまして、20名ほどのキノコ好き同志とフッド山まで行ってきました。

前回出かけたギフォード・ピンショー国有林(Gifford Pinchot National Forest)の焼け地では、見つけられなかったモレル(アミガサタケ)を今度こそ見つけたい!と意気込んで参りました。

前回の収穫、サンゴ茸とワラビ

今回はしかも、キング・ボレート(ポルチーニ)やスプリング・キングなんかもあると思うよ、と期待させるようなメールが来ています。

山に入ると・・・早速、会長がモレルを発見!「僕は採らないからねー」と言うので、みんなが物欲しそうな私に譲ってくれました。

初モレル
その後、しばらくして自分でもモレルを見つけました。これは今日は大収穫⁉︎と思ったのですが、結局、採れたのはその2本のみ・・・。

調理されるのを待つアミガサタケ

それでも美味しくいただきました。

そして今回お伝えしたいのは、「スリッパリー・ジャック(slippery jack)マッシュルーム」ことSuillus。多分和名は、ヌメリイグチ。


松の木の下に生えています。

初のポルチーニかと思いきや、会長にスリッパリージャックマッシュルームと教えてもらいました。「食べれるし、食べる人もいるけど、ヌルヌルして、私は好きではない。人によっては腹を壊す」とおっしゃいます。

これを聞いて、捨てた参加者、多数。


せっかくなので、量を増やすため、いくつか拾ってきました。当然、私は食べる気なので。弾力のあるものが良いそうです。


下ごしらえは、上の消化に悪いヌルヌルした皮とスポンジ部分を落とすこと。


わりと簡単に皮は向けます。ひだの多いアンズタケなどよりもむしろ簡単にきれいになります。


これを切って、ソテーにしてみました。


バター醤油で試しましたが、美味しい。誰?まずいって言ったの。気持ち悪いって聞いていたヌルヌルですが、ナメコとかオクラとか好きな人ならまず問題ないと思います。

実は、この夜行った、野生キノコ専門レストラン「The Joel Palmer House Restaurant」のシェフに「スリッパリージャックは、乾燥させて味を凝縮させるとうまいんだよー」と言われたので、そちらもトライ。


これは今晩のスープに入れてみようと思います。
でも、普通にソテーでもいいかなー。


ちなみに、ギフォード・ピンショー国有林は、オンラインでキノコ狩り許可書を申請できるのですが、マウント・フッドは、レンジャーステーションに平日、足を運んで申請しなければいけませんのでご注意ください。

フッドリバー・レンジャー・ステーション

2018年5月21日月曜日

すごい!Ballet Hispanico

ポートランドのダンスシリーズを招聘する「ホワイトバード」の今シーズン最後の「バレエ・ヒスパニコ(Ballet Hispanico)」を先週、シュニッツアーホールで見てきました。これが予想以上にすごい良かったのです!

Ballet Hispanicoは、ニューヨークのラテン文化をダンスで表現するというヒスパニックなダンスカンパニー。ジェニファー・ロペスもここ出身だそうです。
夫がブラジル人だからラテン贔屓というわけじゃないつもりですが、えらくこのカンパニーにはハマりました。新しい作品ばかりってのも絶対にある気がしますが、すごく新鮮で、「今」な感じ。
2回のインターミッションを挟んだ3部構成だったのですが、1部からスタンディングオーベーションで盛り上がっていました。

LINEA RECTA by Annabelle Lopez Ochoa from Ballet Hispanico on Vimeo.


1本目は、ベルギー系コロンビア人のAnnabelle Lopez Ochoaが振り付けを担当した"Línea Recta (2016)"。フラメンコをアレンジしたものですが、スピード感も迫力もあるし、衣装も新鮮で、よかったです!

CON BRAZOS ABIERTOS by Michelle Manzanales from Ballet Hispanico on Vimeo.

2本目は、テキサス出身のメキシコ系アメリカ人のMichelle Manzanalesが振り付けを担当した" Con Brazos Abiertos (2017)"。ステレオタイプのメキシコ文化などを使って、悲壮にならずに、2つの文化の間でアメリカに移住者として暮らすことについて表現した作品です。
これが、結構、アメリカ文化で育つ子を持つ私としてはグッと来たわけです。


3. CATORCE DIECISÉIS by Tania Pérez-Salas from Ballet Hispanico on Vimeo.

最後は、メキシコ出身のTania Pérez-Salasによる"3. Catorce Dieciséis"。これも美しかったですが、私がどうしても引いてしまう宗教色がちょっと気になりました。

でも、どれもとっても見応えがありました。機会のある方、ぜひお出かけください!



2018年5月17日木曜日

ポートランド近郊の花農家&苗木屋

春はどうしてもたくさんの苗を植えたくなります。我が家も暮らし始めて3年目。これまでに植えた花もだいぶ根付いてきました。

今回は、わりとよく聞かれる「どこで花を買うのか」をまとめてご紹介します。


■チューリップ&水仙


チューリップや水仙の球根は、チューリップフェスティバルでも有名なチューリップファームで購入しています。

Wooden Shoe Tulip Farm
8773, 33814 S Meridian Rd, Woodburn, OR 97071


■菖蒲

多分、花菖蒲だと思うのですが、でかくて派手なやつは、このアイリス・ガーデンで購入しました。ここも花の時期がすごい豪華です。今年は5月11日から31日まで一般公開しているようですよ。

Schreiner's Iris Gardens
3625 Quinaby Rd NE, Salem, OR 97303

■ライラック

ライラックは香りも良く、満開の巨木を見ると嬉しい気持ちになります。こちらは、「地球の歩き方」のブログでもご紹介したライラック庭園でセールをしています。

115 South Pekin Road, Woodland, Washington 98674



■ツツジ・アザレア


こちらでは、目を見張るほど大きなつつじの巨木がたくさんあります。つつじで有名な場所といえば、クリスタルスプリングス庭園。こちらで、つつじが咲く母の日に毎年珍しいつつじの苗木の販売が行われます。

5801 SE 28th Ave, Portland, OR 97202


■牡丹&芍薬(Peony)


牡丹と芍薬は、夫がはまっているのであちこちで買ってしまっていますが、出かけるならこことか。

Brooks Gardens Peonies
6219 Topaz St NE, Brooks, OR 97305

Adelman Peony Gardens
5690 Brooklake Rd NE, Salem, OR 97305



■バラ

バラはですね、エアルーム種をたくさん備えたバラ園、エアルームローズです。ここもバラの時期は、ものすごいキレイです…って今調べたら、残念ながら一般公開や販売は止めたそうです。オンラインのみとなっていました。

Heirloom Roses


■野生の花など

春や秋には、公園や学校、公共施設など、あちこちで苗木のセールが行われます。私が好きなのは、トゥアラティン自然公園の年2回のネイティブ・プラント・セール。
それに、エキスポセンターのもなかなか見応えがありますよ。

Tualatin Hills Nature Park
15655 SW Millikan Way, Beaverton, OR 97006

Hortlandia Plant & Art Sale @ Expo Center

■その他、苗木屋さん

ナーサリーは数多いですが、家の近くのコーネルファームや日本人学校近くのガーデナーズ・チョイスなんかへよく行きます。コーネルはブランチも始めたみたいですよ。あと、鉢や観葉植物は、アルズが多いかも。
あ、あと、コストコの球根も結構いいんですよ!ホームデポのはいまいちだったなあ。

エアプラントは、ちょっとおしゃれ目のお店でつい買ってしまったりします。ギフトにも良さそうです。ワイナリーも楽しいし・・・

Cornell Farm
8212 SW Barnes Rd, Portland, OR 97225

Gardener's Choice
14240 SW Pacific Hwy, Tigard, OR 97224

Al's Garden & Home
16920 SW Roy Rogers Rd, Sherwood, OR 97140


Pistils Nursery
3811 N Mississippi Ave Suite 1, Portland, OR 97227
DIGS Inside & Out
1829 NE Alberta St, Portland, OR 97211

Red Ridge Farms
5510 NE Breyman Orchards Rd, Dayton, OR 97114


2018年5月14日月曜日

Mezzanine vol.2 ポートランド第2幕


今日、お仕事させていただいた雑誌「Mezzanine(メザニン)」が届きました。こちら、ポートランドを初めて日本に紹介した書籍「グリーンネイバーフッド」の吹田良平さんが編集長を務める新しい都市の在り方を考える雑誌で、今号は「ポートランド第2幕」と称したポートランド特集です。

私は「インダストリー」、「インストゥルメント」、「ハッピーラッキー」、「ジバ」の4つのクリエイティブエージェンシーと「ノット・スプリングス」という施設について取材、執筆させてもらいました。

インダストリー

インストゥルメント
ハッピーラッキー
ジバ
かっこいい個性的なオフィスばかりでした。

クリエイティブシンカーのみなさま、ぜひお買い求めくださいませ〜。

2018年4月30日月曜日

ホワイトバードダンス 2グループ

忘れないように・・・見たやつ、書いておきます。

1つは、「ステファン・ペトロニオ・カンパニー(Stephen Petronio Company)」。1984年創立のニューヨークベースのダンスカンパニーです。

「ブラッドラインズ(Bloodlines)」と題された今回のパフォーマンスは、主催のステファン・ペトロニオさんが影響を受けた振付師のダンスを取り上げるというもの。
なので、最初は、ポストモダンダンスの第一人者イヴォンヌ・レイナー(Yvonne Rainer)の「Diagonal」「Trio A with Flags」 「Chair-Pillow」という60年代の3作品、それからスティーヴ・パクストン(Steve Paxton)の「Excerpt From Goldberg Variation」という86年の作品、インターミッションを挟んでアンナ・ハルプリン(Anna Halprin)の「The Courtesan and the Crone」という99年の作品、最後にステファン・ペトロニオ氏が振り付けを担当した「Untitled Touch」(2017)という流れでした。

ダンスを知っている人だと、歴史を追うことも感慨深く、興奮できるのかもしれませんが、やっぱり私は「なにこれ!初めて見た!」という新しい作品が好きです・・・。なのでもっとステファン・ペトロニオ氏の作品が見たかったです。

ちなみに、イヴォンヌ・レイナーの代表作という「トリオA」のwith Flagsはアメリカ国旗だけしか身につけていない男性3女性1の4人のダンサーによる作品でございました。裸はやっぱり印象に残ります。

もう1つは、「アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター(Alvin Ailey American Dance Theater )」。こちら、以前サンパウロで見て、すっげえ!ダイナミックでかっこいい!と思い、楽しみにしていたニューヨークの黒人中心のダンスグループ。

今回上演されたのは、LAのドラッグとディスコのナイトライフを描いた「Stack-up」(1982 Talley Beauty振付)、マーティン・ルーサーキングのスピーチにインスピレーションを得たという「R-Evolution, Dream」(2016 Hope Boykin振付)、それからインターミッションを挟んで「Revelations」。「レベレーションズ」はサンパウロでも一部見たのですが、これが一番よかったです。他もいいのですが、でも「レベレーションズ」ほどではない気がしました。期待しただけに、ちょっと残念かも。

2018年4月6日金曜日

ラジオ出演しまーす


明日の午前2時過ぎから、NHKの「ちきゅうラジオ」でポートランドのお話をすることになっています。

日本時間の4月7日(土) 午後5:05〜6:50、NHKラジオ第1/NHKワールド・ラジオ日本です。

ブラジルの時のように緊張して高い声にならないように気をつけます・・・。良ければ聞いてくださいね。

2018年3月12日月曜日

「ホワイト・バード」ダンスシリーズ いいの見ました!

ホワイトバードのコンテンポラリーダンスシリーズ、最近続いていますが、昨日、見た「ジェシカ・ラング・ダンスJESSICA LANG DANCE」がすごくよかったので、忘れないように書いておきます。


Jessica Lang Dance performing The Calling (excerpt from Splendid Isolation II)
Dancer K. Kimura. Photo by Sharon Bradford

ジェシカ・ラング・ダンスはニューヨークで2011年に創設されたカンパニー。今回上映されたのは、
  • Lines Cubed (2012), Music by John Metcalfe & Thomas Metcalf
  • The Calling (2006), Music by Trio Mediaeval
  • glow (2017), Music by Owen Clayton Condon and Ivan Trevino
(Intermission)
  • Solo Bach (2008), Music by J.S. Bach
  • Sweet Silent Thought (2016), Music by Jakub Ciupinski
  • Thousand Yard Stare (2015), Music by Ludwig van Beethoven
の6作品。どれも印象的で、一番を選べないほどです。

最初の「ラインズ・キューブド」はモダンアートっぽい、線の入ったキャンバスに、赤黄色青のダンサーがリズムに合わせて動くもの。ちょっとブラジルの「グルーポ・コーポ(Grupo Corpo)」とか、影絵が印象的な「ピロボラス(Pilobolus)」
とか思い出しました。

次の「ザ・コーリング」は写真のもの。4分の短いものですが、ドラマチックです。ドレスもダンスの一部で美しい・・・ダンサーは、ぱっつん前髪が印象的な広島出身の日本人女性でした。Kana Kimuraさん。すごいなー。

それから「グロウ」はネオンが効果的に使われたもの。スニーカーのCMに良さそう、とか思ってしまいました。
インターミッションを挟んで、バッハの曲に合わせての男性ソロもよかったし、セリフの入る次のも宇宙基地っぽいロマンチックな感じ。

トリも有機的な動きが面白い・・・特に、一人がグループの一部に組み込まれるところとか。それにベートーベンの曲がこんな風に使われるんだってのも驚きました。

こちら、2017年のプロモビデオですが、まだ見たいやつありますー。



ちなみに、ジェシカ・ラングの前に見たのは、MARK MORRIS DANCE GROUPによるビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」へのトリビュート、「ペパーランド」。生演奏で歌もあってカラフルで面白かったです。マーク・モリス氏、シアトル出身なんですね。ここから近いのでなんとなく親近感が湧きます。

そしてその前が、PAUL TAYLOR DANCE COMPANY。1954年、ニューヨークで創立された「伝説の」とか言われるポール・テイラー氏のカンパニーです。モダンダンスにすごい影響を与えたんだと思いますが、やっぱり1981年作のArden Court、87年作のSyzygy、97年作のPiazzola Caldera・・・私は新しいカンパニーの目新しい作品の方が好きなんだなーと気気付きました。

2018年2月20日火曜日

ポンポンマッシュルームことライオンズ・メーン茸

こんにちは。
いろいろ出かけるたびに、このネタはあのメディアにどうかしらん?と思うようになっている私ですが、今回は、どこにも載せてもらえないけど、是非ともみなさんと共有したい、きのこのお話でございます。

中華食材屋で見かけた「ポンポンマッシュルーム」。まず名前がいいですよね、ポンポンって。見た目も丸くって、片手に収まるくらいの大きさで、ふわふわしてて、そんな感じです。初めて見たので、早速購入してみました。

ポンポンマッシュルーム
スーパーで買ったポンポンマッシュルーム
で、こいつ、どうやって食べるんだろう?とネットで調べたら、「ライオンズ・メーン」ってキノコでした。
「ライオンズ・メーン」といえば、オレゴンの森でも取れる、いつか見つけたいものだ、と思っていたやつだったのですが、「ライオンのたてがみ(メーン)」と「ポンポン」のイメージの差が激しく、気がつきませんでした。まあ「ライオンズ・メーン」は、もっと大きいやつを想像していたってのもありますが。
ちなみに日本語では「山伏茸」と呼ばれているようですね。しかも、複数のサイトで「頭がよくなるキノコ」って紹介されていました!

で、ドライソテーにしろ、と通常のキノコ同様の食べ方が出ていたので、早速包丁を入れてみます。

ライオンズメーン オレゴン キノコ
ポンポンマッシュルームの断面
軸というか、中心の部分は結構しっかりしています。

ポンポンマッシュルーム ソテー
ソテーし、バターとポン酢投入
焼けたところに、バターとポン酢をちょっと入れて完成。

旨い!

ああ、こいつの自分の頭くらいあるでかいやつと森で遭遇してみたいものです。

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2018年2月1日木曜日

地球の歩き方 特派員になりました

まだやんのー、という声も聞こえそうですが・・・「地球の歩き方」のポートランド特派員として、ブログを書くことになりました。1本目、アップされました

ますますこちらの更新頻度が下がりそうな気もしないでもありませんが、せっかくの機会なので頑張ってみます。どうぞよろしくお願いします。